2019年11月5日(火)
ヨコスカ図書館の会主催の同校(略してFY)見学会に活性化委員9名が参加してきました。(全参加者19名、うち学校司書2名、ボランティア17名)
校舎は戦前に横浜国立大学工学部のキャンパスとして建てられたもので、2000年に登録有形文化財となっています。
大きな特色は、TOFYという総合学習において、自分で研究テーマを設定し、1年半かけて探求、研究レポートにまとめ、発表すること。そのため、1年生から情報スキルを養う学習をしっかりと行っています。そんな自主的に学ぶ生徒たちが求める情報を提供する場として、また生徒たちにとって居心地のよい場になるよう、先生方と学校司書さんのご努力により図書室が整えられていました。
【ここがすごいよ!!FYの図書室!!】
・蔵書がとにかく魅力的(どれも読みたいとわくわくする本ばかり)。
・選書は司書さんが、生徒たちの研究テーマにあう本、書評、ネットランキングなどあらゆる情報を駆使してじっくり選定。荷物の重い中学生のために軽くて持ち運びやすい文庫本もより多く購入。
・昼休みだけでなく、放課後も週3日4時半まで開放。
・読書まつりが面白い!各クラス対抗パズルやクイズラリーなど、面白い企画で生徒たちを図書室へ。
・なにより昼休みに図書室に大勢やって来る生徒たちの目が輝いていました!
【見学を終えて…】
当日学校を案内してくださった副校長の「『生徒たちにとって図書室は学校のオアシス』であり、『図書室のない学校はない』。『図書室は生徒が自分のかかえる想いをもらすことのできる場所』。」という言葉が胸に響き、図書室は学びを深める場だけでなく、大切な居場所でもあることを改めて認識しました。現在、学校では悩みを抱えている生徒もたくさんいます。オアシスでもある図書室が少しでも心の支えになれるように、これからも学校図書館ボランティアとして頑張って活動していこうと思いました。
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