2016年9月29日(木)
今年度のテーマは「子どもが本を手にとってくれる 読み聞かせ」。
講師の三田律子先生は、横浜市子ども読書コーディネーターで、つづきっこ読書応援団の代表。ですが、横浜市の学校の図書ボラさんでもあり、活動の現場をよくご存じの方です。手遊びなどまじえつつの笑いの絶えない楽しい語り口で、マニュアル的にではなく、道しるべとなる基本的な考え方を教えてくださいました。
「学校で」「朝に」「ボランティアが」読み聞かせをするっていうことは?という“そもそも”からスタート。心構えと目的、選書や読み方や子どもが騒いだ時、どのように考えるのか?などのお話の後、実践については3人の方の実演に具体的なアドバイスをいただき、参加者からも納得の声があがっていました。講座終了後もまだまだ聞き足りないとのことで、またの機会の相談をお約束してお開きとなりました。
参加、99名でした。
<アンケートの感想から>
・とても楽しく講座を受けることができました。ボランティアとは言っても、反対にもらうことがあるということ。 だからやるべきことはきちんとやって、準備をしてのぞむべきものだとわかりました。もっと沢山の本を知りたいです。
・読み聞かせの実演がとても参考になりました。読んで終わりではなく、先生の詳しい解説があり、理解が深まりました。
・「学校での読み聞かせは授業に入るまでのゆったりとした時間、安心できる時間に」という再確認、いつも心しようと思います。
・講座時間が2時間では少なすぎる。先生のお話をもっとたっぷり聞きたかった。
・三田さんにも読んでもらいたかった。
・読み聞かせの心構えから、技術的な事項までカバーしていただいて、大変参考になりました。 ぜひ別の機会にもお越しいただきたいです。