2022年10月7日(金)
会場には「大の本好き」が、それぞれのおすすめ本を持って集結。楽しいイベントになりました。
まずは学校図書館ボランティア活性化委員より「横須賀市の子どもの読書を考えよう!」ということで、横須賀市子ども読書実態調査から見えてくる状況を説明し、子どもたちに本に興味を持ってもらうにはどんな方法があるかを皆さんと一緒に考えました。
次に「ビブリオバトルを楽しもう ゲームで広がる読書の輪」ということで、公式ルール説明と実践例紹介。そして、実際に3名の方にバトラーとなっていただき、ステージ型ビブリオバトルを行いました。
今回紹介された本は、『烏に単は似合わない』阿部智里、『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ、『「わかりあえない」を越える』マーシャル・B・ローゼンバークの3冊。さすが、皆さんバトラーを希望してくださった方だけあって、それぞれの本を魅力たっぷりに5分で語ってくださり、その後3分のディスカッションタイムには本に興味津々の参加者から次々と質問が投げかけられました。投票の結果、今回チャンプ本に輝いたのは『「わかりあえない」を越える』。人間関係について書かれたこの本は、皆さん身につまされるところがあり、読みたくなってしまったようです。
その後はグループごとにミニビブリオバトル。どのグループも自分のイチオシ本を熱く語り、楽しそうに交流する様子が見られ、「本を読んで感じたこと、みんなで共有したい」という気持ちは、皆さん共通だったようです。このような楽しい「ビブリオバトル」が、子どもにも大人にもどんどん広まるといいですね!
参加、学校司書5名含む24名。
<アンケートより>
・本好きな気持ちが共通しているので、選書も素晴らしく楽しかった。
・初めての体験で楽しかった。学校で先生にお伝えしたい。
・本を通して相手を知るという経験はとても楽しかった。子どもたちにも広まるといいと思います。
・最初の三人のバトラーの方々がとても上手で、どの本の紹介も良かったです。後半のグループバトルも和気あいあいと楽しくできてあっという間でした。
・皆さんの本を愛する心がすごく感じられ、読んでみたい!!と思う本にたくさん出会えました。
●クリックすると拡大します