日時:2025年10月3日(金) 10:00~12:30
場所:生涯学習センター(まなびかん) 第一学習室
参加者:学校司書7名含む52名
講師:うみべのえほんやツバメ号 店主 伊東ひろみさん
「幼い時は絵本を読んであげていたけれど、大きくなったら子ども任せで良いの?」「どうしたら、もっと本を読みますか?」――私たち大人は、読書の素晴らしさを伝えるために、何ができるでしょうか?
横須賀市唯一の絵本専門店の店主であり、読み聞かせボランティア活動経験も豊富な伊東さんは、「大人のちょっとしたサポートで子どもは本の魔法にかかります」とおっしゃいます。①子どもの興味を軸に大人が本を勧めてあげる。②一人読みができる子にもあたたかい声で読み聞かせをする。③親子で楽しく交互に音読する。④絵が多く字が大きい本でもいいから一冊読み切る達成感を味わい、読み通したらたくさん褒める。⑤同じ本を読んで感想を伝えあう。そうやって親子で楽しい時間を共有することが、読書する力やかけがえのない思い出につながるのだと教えてくださいました。
そして絵本から読み物へ移行する際のおすすめの本を何十冊もご紹介いただきました。どれも素敵な本ばかりで、なかでも「ハラハラドキドキの冒険」と、「冒険から元の世界に戻ってくる安心感」を味わえる本がこの時期の子どもには有効だと学びました。うちの子にも本の魔法をかけたい!そんな気持ちになる有意義な講演会でした。講演後の座談会もとても盛り上がりました。
参加者からは「伊東さんがとても楽しそうに嬉しそうに本を紹介してくれて良かった」「本を読みたがらない子どもへのアプローチ方法が知れて良かった」「本のリストが参考になった」「他の学校の図書ボラさんと話ができて楽しかった」と大変好評でした。
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