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(指針)将来の横須賀市のPTAのあり方について検討する会議を行なっています/次年度に向けてのマニフェスト

投稿日:2022年11月3日 更新日:

 現在、横須賀市PTA協議会(以下市P)では将来の横須賀市のPTAのあり方について検討する会議を全市PTA会長、副会長も参加して行なっています。

 検討のメインテーマは県P日Pからの退会の是非ではありますが、それはイエスノーで済んでしまいます。本当に討論していかないといけないのは
「単Pと市Pの連携の在り方」
なんだと思います。

 単Pの「わからない」や「困った」を相談できて、地域や学校、教育委員会との連携ができる、それが市Pの役目です。

 県Pや日Pではカバーする範囲が広すぎるので、単Pへのサポートはできているとは思えませんし、その活動も見えてきません。でも今必要なのは全国大会やブロック大会でも全国的な会員数ボリュームでもなく、単Pそして子どもたちへのサポートなのだと思います。だから市Pはとても重要だし、もっと活用すべきなのです。他の市郡では横須賀市のような機能や予算を持った市Pはなかなかありません。この横須賀市PTA協議会は単位PTAのための、単位PTAによる協議会です。ぜひみんなが頼れる、より良いPTA協議会にしていきましょう。

 僕が9年単Pの会長を務め、5年市Pの会長を務めて思うのは、様々な連携がとても重要なことだということです。地域とのトラブル、保護者とのトラブルやクレーム、校長先生とのコミュニケーションがうまくできない、など問題は様々ですが、それを解決するのは例えば市Pであったし、部会の仲間の単P会長の助言や助けでした。

 PTAは学校のルールの中で活動しなくてはいけないのですが、初めて会長になってそのルールを理解できているといえるでしょうか?PTAがやりがちだけどやってはいけないこともたくさんあります。そういったことを学びあえるのも市Pです。

横須賀市71校のPTAがみんなで作り上げていく共同体、それが横須賀市PTA協議会です。

 

次年度へ向けてのマニフェスト

 

任意加入時代、withコロナ時代の横須賀市のPTAの在り方を実現します。

 歴史や習慣の大切さはもちろん大事なことです。しかし任意加入時代、withコロナ時代にGHQが持ち込んだPTAのスタイルを続けていくことはもはやPTA会員に負担や疑問を生むことだと考えます。

 県Pや日Pの退会検討も含めたPTA在り方検討会議を行い、任意加入時代、withコロナ時代の横須賀市のPTAの在り方を実現していきます。

 

市P協は役員会、地区部会長会議、地区部会の在り方を変え、無駄を省き、有意義な場にします。

 役員会、地区部会長会議はできるだけLINEワークスなどを活用し回数を減らし、地区部会も余り負担なく運営できるような組織に変えていきます。

 それに代わって全市PTA会長会議や全市PTA副会長会議を年に数回開催して、単P同士の意見交換ができる場を設けます。

 従来の報告を受けることが中心だった会議の形を変え、テーブルディスカッション形式を取り入れた参加&対話型に変えていきます。

 PTA会長や副会長が一人一人思ったことや疑問を発言する場を設けることによって単位PTAのために情報を共有し協議するという本来のPTA協議会の在り方を目指します。

 またリアルで行う役員会、地区部会長会も意見交換の場、他の団体との懇談会の場となるようにします。

 

PTA再起動問題の解消

 コロナ禍で思うような活動ができなかったPTA。ようやく再起動の機を得た今でも引き継ぎができていない、役員が見つからない、地域との連携が取れないなど様々な問題が噴出しています。横須賀市Pではこれを「PTA再起動問題」と捉え、積極的に解消するサポートをしていきたいと考えます。

 イベントの実例紹介や再起動のアイデア紹介などもHPで紹介していきます。

 

会費を従来の世帯単位から加入児童単位に変更し、透明性と負担の低減を目指します。

 さらに県Pを退会した場合、県Pに払っていた会費分は今まで十分とは言えなかった横須賀の子ども達のより良い学校生活のため、また単Pのサポートのために有効に使っていこうと考えています。具体的には防災連携やPTAのIT推進など、全市PTA会長会議で本当に必要な物・事を議論して決めていきたいと思います。

 またPTA会員の負担を軽減するために市Pの会費の減額についても議論していきたいと考えております。

 

子どもたちをSNSやアプリを介したトラブルから守ります。

 コロナ禍でスマホやネットの利用が子どもたちに加速的に広がっています。それに伴い、ネットのトラブルや犯罪、児童ポルノの被害に遭うケースが急増しています。

 横須賀市Pでは神奈川県警サイバー課と連携してケータイネット安全委員を増員して児童生徒向け、保護者向けに安全講習を行なっていきます。

 

災害時の情報連携に力を入れます

 気候変動により豪雨災害が増加しています。また、東海地震や首都直下地震もいつ起こってもおかしくない状況です。

 災害時の情報発信、連携ができるツールの検討を行います。

 

保護者が学校へ届けたい声を、単Pが学校に届けやすいようにサポートしていきます。

 市教委に働きかけられるのは市P協ですが、学校に保護者の声を届けられるのは、単Pだと思います。
 校長先生は単Pの声を大切に考えてくれています。学校を良くしていく同じ人間として話し合いにも応じてくれますので気軽にどんどん学校に行かれる事をお勧めします。
 しかし単P会長が初めての会長職であったり、話す内容によってはハードルが高いと思う事もあります。そんな時には市P協から市教委や校長会にその声を伝え、話し合う場を作るなど検討をしていただくように働きかけます。

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