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第71回日本PTA全国研究大会広島大会 レポート①

投稿日:2023年9月1日 更新日:

2023/08/25 広島大会 特別第二分科会に参加して
横須賀市PTA協議会 会長 櫻井 聡

広島大会の1日目、第二分科会に出席しました。
研究課題「教育の情報化の推進」
〜これからの情報化社会に生きる子供たちに必要なもの〜
と題したこの分科会には、非常に今後の子どもたちの生き方に影響のある事だと思い、参加しました。
 GIGAスクール構想でChromebookなどのデジタル端末が一人一台渡されている現状ですが、ICT先進国に比べ、その活用に関しては日本はとても進んでいるとは思えない状況です。
そんななかで、この分科会では、以下の4項目について討議がなされました。

①デジタル教科書が拓く個別最適な学びとは
ここではデジタル教科書ならではの利点について討議されました。例えば英語や音楽は音声で学習できるのはとても利点があると思いました。また、体育なども動画で学べたり、理科や化学も画像や動画で学ぶことがとても有効です。

②情報や情報技術を主体的に活用していく力を育むために
これからの社会には情報や情報技術はとても需要なスキルとなっていきます。今のデジタルネイティブ世代には学ぶ価値のあることだと思いました。

③激動の時代に生きる子どもたちに必要なICT活用技能に関して
中学3年生までにスマホを90%以上持っていると言われる子どもたちは、パソコンと同等の情報や情報処理が手のひらでできる状況です。それをいかに安全に有効に使えるか、それを教育としていかに教えられるか、官民協働で考えていかなくてはなりません。

④エドテックと教育イノベーションについて
エドテックとは、教育と技術を組み合わせた造語で、教育の領域において新しいアイデアや方法、プロセスの開発や導入を指します。これを教育イノベーションと結びつけると、全く新しいアプローチが生まれるということがわかりました。

 今日の分科会では、新しい教育の姿が生まれようとしていること、そして教育イノベーションが生まれようとしていることを強く感じることができました。

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