2018年10月12日(金)
今回は初の科学分野の講座ということで、皆さんの期待値が高く、申し込みが殺到!広い会場がせまく感じるほどの方にお集まり頂き、朝からわくわく。5分間グループ内での簡単な自己紹介の後、科学読物研究会、そして狛江市の小学校の学校司書である青木和子氏に科学の魅力をたっぷりお話頂きました。
読み聞かせにおすすめの科学の本の紹介で一緒に出て来たのは、「お酢につけられて殻が溶け、透明になった卵」や「本物のハリセンボン」、「口の小さなビンに入ったまつぼっくり」などなど。実物があることのインパクトを実感。ミニ工作タイムでは、身近なもので作った色々な「植物の種」やアルミホイルの「繭玉」などに大人が夢中。そして優しい語り口のブックトークの実演は、どんどん興味をかき立てられ、大人がこれだけわくわくするのだから子どもはなおさらだろうなぁと、科学の持つ力を存分に感じることができました。
先生ほどの話術はなくとも、読み聞かせに科学の本を取り入れて、その際にちょっとした実物を持参するなど、ボランティアでもできることはあるなぁと感じられる講座でした。横須賀の子ども達の興味の幅が広がるといいですね!
参加、102名(学校司書8名含む)でした。
<アンケートから>
・科学の本を子ども達に紹介したいと思った。まつぼっくりなど、実物をもってきて早速やってみたい。
・何を読むか、ではなく、何を見てどんな反応をしてくれるのかが大切ということを知ることができたので、今後子ども達のためにまた楽しく読み聞かせができる。
・科学絵本とは...から、具体的な本の紹介や実際子ども達にこんなふうに...というイメージもつかめてとても良かった。
・是非リストから本を読んでみて、子ども達に読み聞かせしたい。もっとコムズカシイものかと思っていたが、そんなことはなく、知識欲がそそられ、とってもタノシイ!ということが知れてよかった。
・先生の本の紹介に引き込まれて、正直全然興味のなかった恐竜の本を今すごく読みたい!新しい世界が開けた感じがした。
・質疑応答がとても良かった。一部のQにこだわることなく、様々な立場や切り口でまんべんなく網羅できており(しかもポイントも抑えてあり)痒いところに手の届くコーナーだった。
・お話あり、工作あり、デモンストレーションあり、質問コーナーあり、盛りだくさんでとても楽しく、ためになる時間を過ごすことができた。